元気な髪はキューティクルの層が
綺麗に整っています。
ツヤがあって、しなやかで
弾力(コシ)があります。
(硬い髪だからコシがあるって勘違いされてる方が
多いのですが、それは乾燥が故の現象なんです。)
さて、
痛みはキューティクルの損傷から始まります。
キューティクルは髪を守るためにあるのに、
それが壊れると髪の中の
バランスが崩れていきます。
髪が弱ってくるのです。
そもそもキューティクルは
空気に触れていないと元気でいられません。
指に絆創膏をず〜っと貼り続けていると
指が白っぽくふにゃふにゃになりますよね?
髪も同じように、何かがまとわりついていると
キューティクルは脆くなります。
また、髪をしょっちゅう触るのも
キューティクルを少しずつ削ってしまっています。
指で髪をつまんで擦り合わせるのも同じです。
削られたキューティクルは
元の位置には戻らず、髪は細くなっていきます。
髪の元気は
キューティクルを守ることから始まります。
おうちでは、熱と摩擦と表面吸着、
日々の汚れを溜めない事、
これらに気をつけて
毎日1回2度洗いの丁寧なシャンプーと
十分なすすぎを意識してやってみてください。
いつの間にか髪が変化していることに
気づく日が来ると思いますョ。
「歳のせい…?」
という言葉をよく聞きますが、そうではなく
今まで髪にどう向き合ってきたか、
ではないかと思います。
髪が元気になると
カラーの色持ちもよくパーマも長持ち、
スタイリングもすごく楽になりますよ。
次回は「秋」のお話です。